豊郷駅(日高本線)

◆海に近い豊郷駅

私もキハ40を追いかけるように、車を豊郷方面に発車させた。日高門別の町を出ると海岸沿いを並行して日高本線と国道235号線が襟裳岬方面に伸びていた。小さな集落が見えてきて信号があった。右折すると、目の前が豊郷駅であった。この駅は1924年に波恵駅として開業、1944年に豊郷駅に改名され、現在に至る歴史のある駅だ。1977年に無人化となっている。国道を離れると、豊郷駅の方は舗装のしていないダート道だった。駅前スペースは、さすが北海道と思わせるほど広く、ポツンと待合室が広場の中心にあり、誇らしげに私を出迎えてくれました。開放感溢れる白い待合室、大きく取られた窓に、太陽の光が眩しいほど降り注ぐようだ。ホームは、1面1線の棒線駅。目の前は草原が広がり、草原の向こう側は海のようだ。北海道ならではの景色に、しばし時を忘れ深呼吸をする、とても気持ちがいい。先ほどのキハ40は、もうすでにここを通過していてその姿すらもう見えないようだ。やはり、各停といえども列車の方が車より早いみたいだ。ここから直接海が見えないので想像だが、駅前にサーファーらしき車が1台駐車してあったので、この辺りはサーフィンが出来るところなのだろうと思う。すぐ目の前が海なのに、駅からは全然海が見えないので、何だかもったいない気がしたのは言うまでも無い。

 

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