清畠駅(日高本線)

◆清々しい清畠駅

豊郷駅を出て、東に車を国道235号線沿いに走らせる。どこまでも海岸線と日高本線が並行して延びている感じだ。このまま襟裳岬までこの景色が続くのかと思えるほど延々と海岸線沿いを走る。やがて小さな集落の中に国道が吸い込まれていく、あっしまった、信号が無かったので清畠駅を行き過ぎてしまったようだ。車を止めUターンして、清畠駅に向かった。広い駅前だ、それにきちんと舗装もされていて、駅舎の前はロータリー状にされ、木も植えられていて整備されている。その時だった、待合室を見て驚いた。先の豊郷駅とこの清畠駅の待合室が瓜二つなのだ。豊郷駅に間違って戻ってしまったのかと一瞬錯覚してしまったが、駅の看板は「清畠駅」となっいていたので、間違っていないと我に返った。先に映した豊郷駅写真を見返してみる、ここの清畠駅を見る・・・同じだ。違うのは、駅看板だけのようだ。よく似ているどころか、同じ建物を使用しているだと納得した。1924年に慶能舞駅として開業、1944年に清畠駅に改名された。この駅も豊郷駅同様、1977年に無人化になっている。駅前に住むおばあさんが、駅に散歩に来た。「こんにちは」と声をかけると「どこから来たの?」といつものように同じ質問が返ってくる。人懐っこくて、とてもかわいいおばあさんだ。今年は北海道も天気が異常のようだと、おばあさんは言う。まだ6月に入ったばかりなのに暑過ぎるし、冬も平年に比べると雪がメチャクチャ少なかったらしい。そういえば、まだ北海道に上陸して1日目だが、なんか暑いような気がする。やはり、地球温暖化は世界のどこでも感じられるほど深刻な問題のようだ。世間話をした後おばあさんに別れを告げ、駅をひと通り観察した。さっきの豊郷駅と風情も似ているようだが、ここのほうがより海に近いようで、防波堤の向こうにかすかに海が見えている。心地よい海風が心を和ませる清畠駅だった。

 

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