蓬栄駅(日高本線)
◆秘境駅っぽい蓬栄駅
山手の日高東別駅から海沿いの日高三石駅へ出てきた日高本線だが、ここからまた山沿いの方に線路は、延びていく。次の駅は蓬栄駅だ。日高三石駅から国道235号線を少し行くと山沿いに道道が延びていて国道とはまたもやしばしのお別れのようだ。しばらく行くと、一般道の方に蓬栄駅があるようで、道道ともここでお別れのようだ。線路が見えている方の一般道に車を走らせると、駅らしきホームがある。蓬栄駅だった。辺りはもう日が暮れ始め、薄暗くなってきて寂しさが募る風情だ。それにも益して辺りは、数軒の民家が点在するだけの秘境感あるところで、尚一掃の侘しさ漂う情景のようだ。1958年開業の駅。1面1線の棒線駅で、待合室は狭く、日高東別駅によく似た感じだ。トイレがあるようなので、用を足そうと入ったその瞬間、またもやくもの巣攻撃を受けてしまった。浜厚真駅で受けて以来、今日2度目の攻撃を受けてしまった。頭にべったりと付いてしまったくもの巣は、気持ち悪くてしょうがない。なんとかなんないのかと思いつつ、ここは利用する人が少ない駅で仕方ないのだろうと自分に納得させた。時刻表があったので、確認すると、あと10分ほどで列車が来るようだ。あと10分か、10分あったら次の本桐駅へ行けそうだ。そうだそうしようと思い、夕暮れの中、車を本桐駅に向けて走らせるのであった。
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