東町駅(日高本線)
◆潮の香りの東町駅
次の東町駅は、浦河駅からそう遠くはなさそうだ。しかし、駅周辺の道路は狭く民家が迫っていて駅前に行けるのかなと心配したが、なんとか車でも到達できた。国道235号線からそんなに離れていないが、わかりにくい場所にある駅だ。駅待合室は、トンガリ屋根のモダンな建物だ。この駅の開業は、1977年仮乗降場として開業、1987年民営化と同時に駅に昇格した比較的新しい駅なのだ。だから駅待合室は比較的新しく、建て替えなどの経緯はないと思われる。ホームの端まで行くと、目の前に太平洋が見えている。今日は波が穏やかで、漁師さんたちには絶好の日和のようだ。この辺りは、有名な日高昆布が取れる辺りで、海岸線では昆布の天日干しが見られ、風物詩となっているところだ。線路の向かい側に民家があるが、その向こうはすぐ海岸になっていて、昆布の天日干しが見られるのでしょう。新しい待合室は風情に欠けるが、周辺の情景は、漁師町といった雰囲気が漂っていて、なかなかいいもんだ。線路際に置かれた廃船も、旅情を誘ういい風情を醸し出している。
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