秘境感たっぷりの浜田浦駅

◆秘境感たっぷりの浜田浦駅

道道を東に行くと、国道235線に出た。真っ直ぐな一直線の道が続く北海道らしい道路だ。地図を見ながら次の浜田浦駅を目指す。国道と併走するように、日高本線が南東に伸びていてどこまでも一直線が続いているように思えた。しばらく走ると、左側に大きな看板と小さな小屋が見えたので車を止めてみた。やはり、浜田浦駅であった。コンクリートブロックを積み上げ、屋根にトタンを載せただけのお粗末な建物が、浜田浦駅の待合室である。中に入ると、堂々と１台の自転車が置かれている。ここの待合室は、自転車置場と兼用なのだろう。駅ノートも置かれていて、ここを訪れる鉄マニも少なくないようだ。この駅は、秘境駅として鉄マニには知られている駅だけに、駅周辺には、ほとんど何も無いようだ。唯一、国道を挟んだ向かい側にドライブインらしき建物があるが、廃墟のようだった。遠くに民家が点在するが少し見えるだけのようだ。駅の入り口には、鵡川温泉「四季の湯」の看板が誇らしげに立っている。この駅には昨年の北海道の駅訪問の時も立ち寄った。１年前と何にも変わっていないようだ。昨年訪れた時のビデオを見てみると、さすがに自転車は変わっているようだ。