早くも貨車駅に遭遇　浜厚真駅

◆早くも貨車駅に遭遇　浜厚真駅

勇払駅を少し行ったところの踏切で、キハ４０系単行気動車とすれ違った。次の浜厚真駅に行く途中だった。勇払原野を南東に苫小牧駅から２つ目の浜厚真駅は１面１線の棒線貨車駅のようだ。苫小牧駅からわずか２駅目だが、秘境感が漂う北海道らしい駅のようだ。厚真町にある唯一の駅だが、市街中心地から離れているので駅利用者は少ないようだ。駅前を走る道道は、舗装されているが駅前スペースは舗装すらされていないダートとなっている。自動車の駐車に困ることは全然ない。駅前から南側見ると民家が点在して見えるが、ホームから駅裏の北側の方を見ると、何も建物が見当たらない。駅には数台の自転車が置いてあり、通学の高校生がわずかに利用していると思われる。２００６年の７月にこの辺りに熊が出没したらしい。北海道の熊はヒグマなので、本州のツキノワグマよりはるかに凶暴だ。辺りを散策す時は注意が必要だ。待合室の中に入ってみようと、貨車のステップに足を掛け、乗り込もうとした瞬間、なにやら頭に付いた気がした。やられた・・・くもの巣だ。せっかく今朝風呂に入ってきたのに早々にくもの巣のお出迎えを食ってしまった。貨車駅の入り口は、くもの巣に注意しなくてはと、良い教訓になった。ここの待合室でさっき買ったコンビに弁当を食することにしたが、くもの巣攻撃を食らった後だからちょっと気が滅入ってしまった。しかし、おなかが満足するとそんなことは吹き飛んだようだ。さぁつぎの駅へ行こう！