絵笛駅(日高本線)
◆間違いない秘境駅だ絵笛駅
絵笛駅に行くには、国道を行くより、道道のほうがはるかに近そうだったので、道道を行くことにした。腹が減って食料を求めているのに、この道筋には、何にも無い。民家の灯りすら見えない無人地帯を通る道のようだ。やがて、「絵笛⇒」という標識があったので右折した。しかし、辺りは真っ暗で、何にも見当たらない。しばらく行くと左側に1軒の民家の明かりが見えた。地図で確認すると絵笛駅のすぐ側だと思ったが、絵笛駅は真っ暗な状況では、どこにあるか解らなかった。灯りの見える1件の民家のほうに、小さな橋を渡って行けそうだ。車も1台がぎりぎりに通れそうだ。間違っていたなら、謝ろうと思いその民家のほうに、車を進入させてみた。すると、民家を通り越して、道が絵笛駅に繋がっていた。2度3度、さっきの道を行き来し、この道しか絵笛駅へ行く道はないと確信していたが、間違っていたら民家の方には迷惑になるので、少々躊躇ったが、結果オーライだったのでほっとした。辺りを見回すとこの絵笛駅からはこの1軒の民家しか、明かりが見えていない。かなりの秘境の駅のようだ。この駅を探すのに、侵入する道を何度も往復してしまったので、時間はもう午後8時を過ぎていた。腹が減ったのと、秘境駅らしい絵笛駅を明るい時にもう一度来てみたいという気になり、場所が特定できた絵笛駅をあとにして、浦河駅方面に食料を求め、車を走らせたのであった。
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