愛国駅(広尾線跡)

◆博物館の愛国駅

元来た国道まで戻り、愛国駅方面に車を北上させた。途中に、無料高速道路なる看板がある。幸福ICから芽室ICまで。料金無料と書いている。これに乗れば、愛国駅は近いのかと思ったが、幸福駅から愛国駅はわずかに2駅しか離れていない。この高速道路に乗れば、間違いなく行き過ぎてしまうだろうと思い、このまま国道を北進した。しばらく行くと国道が左方面に大きくカーブして、工事中の橋を跨いだ。あぁ、しまった、行き過ぎた。カーブのところを直進しないと、愛国駅に行けないのだった。地図を見るとやはり間違っているようだ。車をUターンさせ、さっきのカーブのところまで戻り、左折した。1〜2km来ただろうか、「愛国駅⇒」の看板があった。駅前は人通りがなく、寂しそうだった。駅舎は幸福駅とは全然イメージの違う洋風の佇まいのようだ。木造の古ぼけた幸福駅とは全然別もので少しがっかりした。よく見ると、幸福駅と同じ形の「交通博物館」なる看板がある。ここもきちんと整備されているんだと感心した次第だ。駅舎の中に入ってみると博物館らしく、広尾線の歴史を物語る数々の鉄道関係の備品がある。鉄マニにとってはお宝の山のようだ。しばらく見てからホームに出た、驚くなかれ、SLが動態保存されているではないか。19000形のSLだ。当時の広尾線を走っていた19000形の雄姿を拝見できただけで、ここに来た値打ちがある。運転席にも入れそうだが、痛まないようにと乗るのは辞めにした。このSLが朽ち果ててしまうもう代わりのものはないだろう。一日でも長くここの展示されていて欲しいと願う気持ちでいっぱいだった。出来ることなら、風雨に晒されないように、屋根を取り付けて欲しい思うが、無理な注文だろうか、帯広市さん。よろしくお願いします。

 

 

スポンサードリンク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サイトマップ

北海道ちほく高原鉄道&広尾線廃線跡へ戻る

トップページへ戻る  日高本線  根室本線  釧網本線  石北本線  宗谷本線  留萌本線  

富良野線&石勝線&夕張線  札沼線  千歳線  函館本線  室蘭本線  江差線&海峡線

 

 

 

 

 

 

 

Copyright (C) 2007 北海道の駅へ遊びに行こう! All rights reserved.